Q&A

[Q&A](小学生・中学生でもよめるようむずかしいと思われる漢字にはふりがなを入れています。)

 このQ&Aは、当ホームページに質問(しつもん)をしていただいた中から掲載(けいさい)をしています。

1. 雲の動きの速さはどのくらいですか。

雲の動きは、雲によってちがいます。したがって、およそこれぐらいということがいえません。次のようにすれば、目をつけた雲について、おおよその速さを求めることができます。

○準備(じゅんび)するもの
  ・ひまわりの雲画像を2枚
   当ホームページにある雲画像集の画像でも、新聞の雲画像でもよいです。
  ・地図帳
   縮尺(しゅくしゃく)の入った(きょりがわかるものがはいった)日本地図がてきとうです。
○方法
  2枚のひまわりの雲画像の時間の間隔(かんかく)は、あまり長いとわかりませんので、長くても24時間、1日までとします。雲画像集の画像をつかえば、画像集にもよりますが、1時間、3時間、6時間のかんかくになっています。 最初の時間のもので、これはという雲に目をつけます。次に、2枚目の雲画像で、最初に目をつけていった雲がどこにあるかをかくにんします。ひまわりの画像では、距離をすぐにき求められませんので、ここからは地図を使います。地図の上に、最初に目をつけた位置、あとに目をつけた位置に印をつけます。そして、その2点の間の距離(きょり)をもとめます。2枚の雲画像の時間のかんかくはわかっていますので、距離(きょり)を時間でわると速さを求めることができます。たとえば、2点間の距離(きょり)が、120kmで、雲画像の時間の間隔が6時間なら、120÷6=20で、時速20kmということになります。

2.ひまわりの画像で見ると雲があるように見えますが、実際には雲がありません。どうしてですか。

 このホームページの雲画像は、実際の雲のようすはちがいます。  雲画像は写真のようにとっているのですが、実際の写真のようにそのものをとっているわけではありません。むずかしい質問ですが、雲の一番上の温度をはかっています。温度が低いところほど白く写ります。この温度の雲は、ひじょうに高い雲です。実際に見る雲は、雲の下の方から見ていますが、「ひまわり」の場合は上空からになります。見た目では雲があっても、「ひまわり」の雲画像に写っていないときは、雲が低い雲で、そう温度が高くない雲です。あまり発達していない雨雲みたいなものです。また、入道雲のような雲でも、地上からはひじょうに大きくても、雲画像で見ると1粒、2粒にしか見えないこともあります。

 質問等があればできる範囲でお答えします。こちらまで。

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